一条真也です。『鏡花と妖怪』清水潤著、怪異怪談研究会編(青弓社)を紹介します。2018年3月刊行の本です。著者は、1970年、岐阜県生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。首都大学東京都市教養学部助教などを務めました。専攻は日本近現代文学。特に泉鏡花研究に力を注ぎましたが、2017年3月13日に逝去。共著に『進化する妖怪文化研究』(せりか書房)、『怪異を歩く』(青弓社)、論文に「鏡花文学を起点とした妖怪論の試み」(「現代民俗学研究」第7号)、「マンガ化される「高野聖」」(「論樹」第27号)など。 進化する妖怪文化研究 (妖怪文化叢書) せりか書房 Amazon 編者の…