縄文の教え88 より 古語辞典で「あな」を引くと「感情の高まりから発する語。喜怒哀楽いずれにも使う」(三省堂全訳読解第三版)とあります。ホツマでは、 『両神 叔母を 称ゑます キクキリ姫も あなかしこかな』ホ4 『なく皇子の 声ききとれは あな嬉し』ホ4 『あはれ あな面白 あな楽し あなさやけ おけ さやけ』ホ7 『あなありかたや あなにゑや あな嬉しやと をかみさる』ホ17 『八咫の鏡の 御名のアヤ いとめくみなり あなかしこかな』ホ17 と云うように、良い感動を表す表現に頻出しています。「嗚呼、なんとも、実に」などの語感です。 駒形氏は、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にあ…