いさぶろうは、JR九州が肥薩線の人吉駅→吉松駅間で運転している普通列車。
「日本三大車窓」のひとつである肥薩線の矢岳越えを通るため人気が高い。「しんぺい」と呼ばれるのは人吉発吉松行*1の下り2本。
「いさぶろう」の由来は、人吉駅〜吉松駅間の建設当時の逓信大臣だった山縣伊三郎から*2。
車掌は乗車しないが客室乗務員(つばめレディ)が乗車しており車内改札などを行う。
車両はキハ40系気動車の改造車両で、2両または3両編成で運行する。外装は濃い赤に塗られ、室内は木材を多用している。座席の背もたれはスリット入りのチーク色で、高級家具の落ち着いた雰囲気をもつ。また、客室の中央部に展望スペースがある。デザインは水戸岡鋭治が手がけている。