JR九州の鉄道路線(地方交通線)。八代−隼人間 124.2km。路線名は肥後と薩摩を結ぶところから。海岸まわりの線路が開通するまでは、こちらが「鹿児島本線」だった。人吉〜吉松間は現在では旅客需要が非常に少ないため列車の本数が少ないが、「日本三大車窓」の一つに数えられる絶景区間を擁する。このため「いさぶろう」「しんぺい」という観光列車が人気を集めている。
急行「くまがわ」が、熊本−人吉間に1日6往復運転されていたが、2004年3月改正で特急「くまがわ」(熊本−人吉)3往復、特急「九州横断特急」(別府−熊本−人吉)3往復に格上げされて消滅した。同改正では同時に、特急「はやとの風」が吉松−隼人−鹿児島中央間に2往復新設された。