JR九州の鉄道路線(地方交通線)。八代−隼人間 124.2km。路線名は肥後と薩摩を結ぶところから。海岸まわりの線路が開通するまでは、こちらが「鹿児島本線」だった。人吉〜吉松間は現在では旅客需要が非常に少ないため列車の本数が少ないが、「日本三大車窓」の一つに数えられる絶景区間を擁する。このため「いさぶろう」「しんぺい」という観光列車が人気を集めている。
急行「くまがわ」が、熊本−人吉間に1日6往復運転されていたが、2004年3月改正で特急「くまがわ」(熊本−人吉)3往復、特急「九州横断特急」(別府−熊本−人吉)3往復に格上げされて消滅した。同改正では同時に、特急「はやとの風」が吉松−隼人−鹿児島中央間に2往復新設された。
JR肥薩線を走っていた観光列車「いさぶろう・しんぺい」号の見学会が18日、鹿児島市の鹿児島車両センターであった。今後、別の観光列車として改装されるため、特徴的な赤い車体が見られるのは最後。鉄道ファンら約20人が別れを惜しんだ。 同号は、国鉄時代に製造されたキハ47型で、鋼鉄製の重厚感あるたたずまいが人気。2004年から20年7月の熊本豪雨による運休前まで肥薩線人吉-吉松間を走った。来月改装が始まり、24年運行予定の博多-由布院・別府の新しい観光列車に生まれ変わる。 赤い車体は見納め…鉄道ファン、観光列車いさぶろう・しんぺい号との別れ惜しむ 19日、鹿児島県内ラストラン (msn.com)