小さい男の子とかなしみのはなし。男の子とかなしみのやりとりをとおして、かなしいときにどうしたらいいかのアドバイスしてくれる絵本です。かなしみは、手足があって丸っこいおばけのようなかたちをしていて、アタッシュケースをもって、からやってきます。なんとも可愛らしいです。かなしいときは、何もしなくったっていい。 どうしていいか わかんなかったらただ いっしょに すわってちょっと だまっててごらん 好きなことをしたり、外に出かける。自然の中に身を置く。 ふたりが すきなことをみつけるのも いいかもねえを かくとかさ―― かなしみはいえの なかに いるのはいやかもしれないよ(中略)ふたりでもりの なかを …