今日もまた、朝がやってきた。 目を覚ますと、心はいつものように沈んでいた。 いつもの悪夢が続いている。 この床から立ち上がることが、ますます難しく感じられる。 朝食を副作用で爆食いする、鏡に映る自分の姿が、遠い異邦の風景のように感じられる。 どこか遠くにいる自分と、この現実の自分との間には、溝があるように思える。 外に出ると、人々の喧騒が耳をつんざく。 周りの景色が、私の心には届かない。 心の中にふたたび暗い雲が立ち込める。 このままどこか遠くへ、消えてしまいたいという思いが、じわりじわりと襲ってくる。 家族や友人たちの笑顔が、私の心には届かない。 彼らと同じ空間にいながらも、孤独な島に取り残…