9月27日に投開票が行われ、事実上、次の総理大臣が決まる自民党総裁選まで1週間あまりとなる中、立候補者9人による地方遊説が名古屋を皮切りにスタートしている。 今回の立候補者の中で、女性候補は高市早苗経済安全保障相と上川陽子外相の2人だが、上川外相で思い出すのは、今年5月に物議を醸した「うまずして何が女性か」発言だろう。 これは5月18日、上川氏が地元の静岡県静岡市で女性支持者らを前に、県知事選の応援演説を行った際の言葉だ。 「この方(候補者)を私たち女性がうまずして、何が女性でしょうか」 共同通信社をはじめ、朝日新聞、毎日新聞が「生まずして何が女性か」発言を大々的に報道したことで、「子供を産め…