グリム童話は怖いお話が多く、おどろおどろしいので、 名作が多いものの、なかなか子どもと読むのに躊躇してしまうところがありますが、 いもとようこさんの描くでグリムの世界は、 ちゃんと物語(フィクション)として小さな子どもも楽しめるところが素晴らしいです。 こやぎのお母さんが出かけ、7ひきのこやぎはおうちでお留守番することに。 お母さんにオオカミが来ても絶対に扉を開けないように子ども達に言います。 オオカミはガラガラ声で、手が黒いからねとオオカミの特徴を伝えました。 しばらくすると、ドアをトントンと叩く音がします。 おきゃくさん?でももしかしたらオオカミかもしれないので、 すぐに扉は開けちゃだめだ…