2022.02.04 節分にまつわる思い出のひとつに、たぬきがいます。 どのくらい昔のことか。ある年の豆撒きをした翌日、妹が何やら興奮気味に、でも声を落として私を呼びにきました。促されるままに、掃き出し窓のある和室へ行くと、妹は窓の外を指し示します。 猫の額ほどの庭を、覗いてビックリ! そこにはもふもふの毛玉、たぬきさんがいるではありませんか! たぬきさんは前夜に私たちが撒いた豆をもぐもぐしていたのです。ふおぉぉっめっちゃかわええ! 田舎ではあるけれど、山からは少し離れた場所に住んでいましたので、意外と野生動物に遭遇する機会はなかったのですよね。初めて野生のたぬきさんを見られて、もう妹と大興奮…