朱印(しゅいん)は、主に日本の神社や寺院において、主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影。敬称として御朱印(ごしゅいん)とも呼ばれる。 本来は「御納経御朱印」 などと呼ばれ、経典を写経したものを寺院に納めた代わりに証として受ける領証(証明印)であった。そのため朱印を受けることを「納経」ともいう。現在でも納経(写経の奉納または読経)をしないと朱印がもらえない寺院が存在する。 現代では朱印は納経とかかわりなく参詣の証明となっている。朱印はその寺院の御宝印に寺号印や山号印を組み合わせて押印したもので、上から尊号や法語などが墨書されることが多い[2]。社寺名や神仏名などのほか参拝日や「奉拝」な…