~ 追憶 ルル ~ 目が覚めると知らない人にされていた。 されている揺れだけでなく、 わたしが寝かされている床自体も揺れていると感じた。 海の匂いとカモメの声が聞こえたので、 ここが船の上だと解った。 島に着くまでの間、 知らない男の人達に、 入れ替わり立ち替わり、 され続けていた。 船を降りるとき昨日の四人組の一人が、 「意外と儲かったから小遣いやるよ」 と言って、 笑いながら五千円くれた。 脚がガクガクで、 船の揺れに耐えきれず転んだら、 「何のアピールだそれ」 と 言われて、 何回かお腹を蹴られた。 「やっぱり金返せ」 と、 そう言われたので、 さっき貰ったばかりの五千円札を返したら、 …