江戸時代のお殿様の隠居後のこと。 全然聞いたことがないと思って、読んでみました。 読んでみて、つくづく殿様の仕事って、ほぼほぼサラリーマンと変わらんですね。むしろ、見えないガラスの壁というかなんというか、そういうものがあり、幕府の役職を手に入れたいと頑張っても、なかなかというかもらえない。 ただ、歴史的にはそちらのほうがよかったりもする。そんな感じを受けました。日々のことを記録していくことで、それが今日当時の生活を垣間見ることができるわけですから。 ただ、造園だの、歴史編纂だのとやってるのを見てると、藩の財政をかなり圧迫してるんだなぁとも。造園は、どちらかというと社交場も兼ねてるからいいものの…