父が亡くなって2年経った頃、私は娘を出産していた。妊娠後期頃から、私の心身は思わしくなかった。体中が痛い。口の中が痛い。 全く眠れない。お腹がはるので、寝ていないといけない。子宮頚管が短くなるから、動かないでと言われる。視力が低下する。 そんな感じで、私のマタニティライフの後半は、辛いものだった。「妊娠中のトラブル」と、簡単に済まされてしまうが、私にはこれを耐えられるだけの精神も肉体的耐性も持ち合わせていなかったため、本当に辛い日々だった。(娘よ、すまん。) とは言え、出産はすっと終わり、無事に生まれてきてくれたわけだが、(今回は「お父さんと私」の記事なのでほかのもろもろひどかった事情は割愛す…