かかと水虫は、足のかかと部分に発生する水虫の一種で、足白癬とも称されます。一般的に水虫と言えば、足の指の間や土踏まずに発生するイメージが強いですが、実際には足の裏全体やかかとにも発生することがあります。このタイプの水虫は、感染に気付きにくい特徴があり、注意が必要です。 かかと水虫の主な症状は、かかとの皮膚が粗くなり、白っぽい線が見られることです。しかし、他の水虫のような強いかゆみや水疱などの明確な症状が現れにくいため、単なる乾燥肌と誤解されがちです。 このタイプの水虫は、放置しても自然に治ることはなく、感染を広げるリスクもあります。特に、角質層の深部に菌が繁殖すると、症状が悪化したり、他の部位…