ご覧いただきありがとうございます。 「今年も満開の桜が見られました。」 がん罹患者に、生存率を問うセリフによく使われます。 実際に、毎年、桜の開花が待ち遠しく、そのことが希望にもなっています。 桜の花の散り際も潔く美しいのですが、 人間様は、ジタバタ、あたふたしております。 毎年4月が来るたび数えてしまいます。 今年で4年経ちました。 2020年4月に、直腸がんの告知を受け、何もしなければ余命3年と。 正直、余命3年て中途半端、3年て意外とある。 温泉にでも行ってゆっくりして、人生の後始末もきれいにできるかも。 これまで、自分のことは二の次にしてきたので、 自分の我儘を思いっきり受け入れよう。…