西尾維新の小説。
禁じられた一線を現在進行形で踏み越えつつある兄妹、櫃内様刻(ひつうちさまとき)と櫃内夜月(よるつき)。その友人、迎槻箱彦(むかえづきはこひこ)と琴原りりす。 彼らの世界は学園内で起こった密室殺人事件によって決定的にひびわれていく……。 様刻は保健室のひきこもり、病院坂黒猫(びょういんざかくろねこ)とともに事件の解決に乗り出すが――?
今年はまったく更新してなかった。後半がかなり多忙でコンソール等でゲームがまったくできていなかったりしたので、来年はもう少しコンテンツを消化できるようにしたい。 というわけで恒例の年間コンテンツ消費一覧です。 本 1.ロード・エルメロイII世の冒険 12.アステリズムに花束を3.あなたの人生の物語4.庶務省総務局KISS室 政策白書5.夏と冬の奏鳴曲6.銀河鉄道の夜7.リアルの私はどこにいる?8.痾9.はじめての哲学的思考10.珈琲の世界史11.リリエンタールの末裔12.きみとぼくの壊れた世界13.神の子どもたちはみな踊る14.紅蓮館の殺人15.サクラダリセット 516.その可能性はすでに考えた…
「世界」シリーズの第四作、以後未完 2008年刊行作品。『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』『きみとぼくが壊した世界』に続く「世界」シリーズの四作目になる。タイトル22文字もあって長ええ。 このシリーズ、奇数巻は櫃内くんと病院坂黒猫の話、偶数巻は串中弔士(くしなかちょうし)と病院坂迷路(バックアップ含む)を中心とした構成となっている。 よって、偶数巻である本作では、串中弔士と病院坂迷路(バックアップだけど)が登場する。串中弔士は前回登場の『不気味で素朴な囲われた世界』から14年後。高校教諭となっての再登場である。 なお、刊行から十年余を経ているが、文庫化はされていない。店頭…
「世界」シリーズの第三作 2008年刊行作品。『きみとぼくの壊れた世界』『不気味で素朴な囲われた世界』に続く「世界」シリーズ三作目。第四作としては『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』がある。 初出は「メフィスト」。今回、話としては別にどうでもいいんです的な内容。内容は無いよう。前回はチョイ役扱いに甘んじていた病院坂黒猫だが、今回はメインキャラとして登場している。 刊行から十余年を経ているが、シリーズが完結していないこともあってか、文庫化はされていない。講談社ノベルス版のみが存在する。 また、一作目『きみとぼくの壊れた世界』、二作目『不気味で素朴な囲われた世界』では講談社BOX版が刊…
あたかも壊れた世界 ―批評的、リアリズム的― 作者:小泉義之 青土社 Amazon 生や狂気の問題を真正面から見据え、既存の価値観にしばられない思想を展開している著者が、その態度で「作品」と向き合うとき、いったい何が見えるのか。現代を代表する哲学者による初の批評集。 はじめに 第Ⅰ部 身体的第1章 不安のビオス、恐怖のゾーエー(楳図かずお)第2章 デッドエンド、デッドタイム――一九七八年以来の現代思想(ゾンビ)第3章 人形使いに対する態度――公安九課バトーと中山正巡査(押井守『イノセンス』)第4章 サイボーグ時代の終焉――錬成陣の構築式を血肉化する生体(荒川弘『鋼の錬金術師』)第5章 No S…
「世界」シリーズの第二作 2007年刊行。『きみとぼくの壊れた世界』の続編というか、直接的な続編というわけではなく、世界観を共有した姉妹編的な作品である。「世界」シリーズとしては第二作に相当する。シリーズの続巻としては『きみとぼくが壊した世界』『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』がある。 こちらはノベルズ版だが、同時に講談社BOX版も出ている。 紛らわしいけど内容は同じ。違いはイラストの有無。たぶんあとがきも違うのかな(未確認)。いつものことながら講談社の考えることはあざとい。 なお、シリーズ未完であるためか、刊行から十年以上を経ているにも関わらず、文庫化はされていない。 不気味で…
「世界」シリーズの第一作 2003年刊行作品。その後、『不気味で素朴な囲われた世界』『きみとぼくが壊した世界』『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』と続いていく、「世界」シリーズの一作目である。なお、2022年5月時点で未完のままである。 完結編となるシリーズ第5作目『ぼくの世界』が、「メフィスト」で連載されていたような気もするのだけど、まだ終わるには至っていないみたい。果たしてどうなる? 「世界」シリーズは、シリーズが未完であるためか、刊行から十数年を経ているわりには文庫化されていない。 しかし、2007年に単行本化はされている。意味がわからん。 きみとぼくの壊れた世界 作者:西尾…
「物語シリーズ」や「掟上今日子の備忘録」でおなじみの西尾維新。 独特な世界観と個性的なキャラクターが魅力の作家です。 今回は西尾維新のおすすめ小説を10選ご紹介したいと思います。ぜひ小説選びの参考にしてみてください。 西尾維新のおすすめ小説10選! 化物語 クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 掟上今日子の備忘録 刀語 悲鳴伝 人類最強の初恋 新本格魔法少女りすか きみとぼくの壊れた世界 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 零崎双識の人間試験 西尾維新のおすすめ小説10選! 化物語 あらすじ 阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなもの…