アマテル大御神がトヨケの元でアメナルミチを学んでいた頃に、ご学友としてそばに近侍していたフリマロ。『ひとり侍る フリマロは 六代ヤソキネの 世嗣子ぞ』(ホ4)とありますので、一般的にはヒタカミ国の七代国主となったタカキネ(高木神)と観る解釈が、ホツマ愛読者の中では一般的です。しかし、本誌論説者の今村氏は、「フリマロは、アチヒコ(後のオモイカネ神)の幼名であり、ヤソキネの嫡子であったが、学友アマテルの皇位継承に輔弼して、鏡の臣として就任し、弟のタカキネが七代タカミムスビに就任した」と観ておられます。 タカキネの御子にヨロマロがいて、オシホミミが多賀若宮に居てオモイカネとワカ姫に養育されていた頃に…