2024年, 向島自民党総裁選、苦節5回目の石破茂氏が決選投票で総裁に選出された。 前回のエントリではまとまりのない私観を書いたが、今回の自民党総裁戦については、我々には見えないさまざまなベクトルが渦巻いた複雑系であるように思われた。結果は完全に僕の予想外。書いたことも芯を食ってないなと思う。 恥ずかしいぜ。石破内閣をどう受け止めるのかは難しいところ。 石破氏はポピュリズム政治家とも言えないし*1、かといって主義主張が明確でもない。打ち出しているメッセージが明快なわけでもない。 支持を失いつつある自民党の大いなる焦りが消去法で彼を選択した印象がある。いずれにしろ、自民党が安倍さん没後、裏金問題…