とにかく謝れないのだ。あの人は。 噓をつく元首はいっぱいいた。 とぼけた回答で煙に巻いた首相は、実に皆の記憶に残る。 「人生いろいろ、会社もいろいろ」とか。 しかし、「彼」はごまかすとか、人のせいにするとか、なかったことにするとか、とにかく癇に障るやり方をする。 もし上司や取引先にそんなことをされたら、扱いに困るだろう。 国のトップがそれを乱発するから、これはいい手法だと、まねをすることが横行する。 「私や妻が関係していたら国会議員もやめる!」→公文書改ざん。 「裁量労働制労働時間は、そうでない方より短い場合もある」→改ざん。 「加計学園の獣医学部新設の計画を知ったのは、2017年1月20日」…