《内容》 このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた……。でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた──。圧倒的中毒性! 超ド級のデビュー作!ティーンたちの連帯と、不条理な世の中への抵抗を描く。 作者の大田さんはこれからもこの文体で書いていくのだろうか。次の作品がとても気になる。 印象として、使い古された慣用句や比喩がほとんどなくて、大田さんの言葉が書いてある。 お腹は心底ペコペコな…