セツナフリック (ヤングチャンピオンコミックス)作者:今井大輔秋田書店Amazon 特別すぎないくらいの、なんだかあり得そうなSF的設定を使って、 特別すぎないくらいの、きっちりと完結された物語をつむぎ出し、 特別すぎないくらいの、切なさとかのどっかの心情に響いてくる。 読後感も良く、悪くないSF短編集なんだけど、 なんか明日には忘れてしまっている、というような作品。 戸田誠二の「スキエンティア」に雰囲気が似ているかも。 ガジェットの扱い方なんかも含めて。 ただ、刺さり方があの作品ほどではないけど。 ベストは途中でわかるけども、「ピンチヒッター」かな。 また、このアイデアを波及させた書き下ろし…