音楽 24 クレージーキャッツ 2 旅行と映画と本のことしか考えていない日々を送っていて、突然クレージーキャッツが頭に入り込んできた。 「スーダラ節」がラジオから流れていた1961年から、小学生の私の耳にも彼らの歌が流れ込んできた。「五万節」、「ハイそれまでヨ」、「これが男の生きる道」などことごとく耳に入ってきたが、歌の内容を深く意識するようになるのは、20代になってからだ。悪夢の高校生活を終え、毎日を楽しく暮らすようになってからだ。 例えば、「ホンダラ行進曲」(1963) 青島幸男の、想像を絶するナンセンス歌詞。人生なんて、「どうせどこでもホンダラダホイホイ」なのだ もう1曲。これが最高。「…