田中澄子さんによる遺稿・詩・イラスト・手紙などをまとめてある本です。 表紙はうつぶせになっている澄子さんと愛犬のドン。 澄子さんは筋ジストロフィーで昭和50年8月10日未明に佐賀市の自宅で14歳の生涯を閉じました。 作家を夢見ていた澄子さんが毎日新聞の読者の広場欄に寄せた投書「その時、虹を見るような」という投書を掲載したことでペンフレンドが増え、この本にも手紙が多数まとめられています。 前半はペンフレンドにあてた手紙です。 年上のペンフレンドと楽しい文通をしています。ペンフレンドの手紙は掲載されず、澄子さんの手紙のみの掲載ですがかなり興味深く読めました。季節の事、読書の事、健康について…など飽…