薄桃色に染まった雲が空を覆っていたのでカメラを持って海へ。穏やかな港にカーフェリー「たかちほ」が錨を下ろしていました。 ファンネルマークの金色の鳥がやけに目立つ。宮崎カーフェリーの前身である日本カーフェリー時代の鳶をモチーフとした意匠を復刻させたものだとか。さらに日本神話に登場する霊鳥「金鵄」もイメージしているそうで。なるほどこうした背景が訴える力の源泉になっているわけか。 港が夕闇に包まれた頃、たかちほは煙を吐きながら出港しました。 ところで先日、神戸観光局が発行する冊子「神戸港からのたよりVol.48」を区役所でいただいてきたんです。表紙を飾っていたのは、たかちほのオリジナルイラスト。イラ…