< あばらかべっそん なんてぇなワケのわからない言葉も江戸言葉ですね > なんなんシリーズです。 毎度まいどのバカバカしいお噺でございまして、よろしくお付き合いのほど、お願いしておきますが、 ちょくちょく行っておりますカウンターだけの呑み屋さんなんですけれどもね、1人、名物ジジイがおられますよ。どこかはハッキリしませんが、いつも近くの角打ちでデキ上がってからやって来るんだそうです。 いつも酔っぱらってるような印象ですね。80まではいっていないでしょうか。 夏でも厚着で、瓶底眼鏡の奥にとろんとした目を覗かせながら、1人でへろへろと現れます。 店のオヤジが言いますね。「きょうも自転車で来たの? も…