子供のころの趣味はプラモデル作り。中でもガンダムにハマっていた。 説明書通りに作っては塗装して、たまに改造なんかにも手を出して。 完成したら机に飾って、嬉しそうに眺めていたわけだけど、 今でこそ柔軟な動きをするガンプラ、当時は動きにかなり制限のある構造だった。 特に足の付け根の可動部分、前後にしか動かない構造で、 ちょっと力加減を間違えると、すぐにポキッと折れてしまうヤワさ。 しかも一度ポキッといったら、二度と直せない危険部位。 超強力接着剤アロンアルファでも、絶対に元には戻せなかった。 悲しき片足のガンダムに、何度も泣いたものである。 そして大人の僕はガンプラではなく、音楽活動に夢中なわけだ…