新年を祝う言葉。口語やメールの文面では「あけおめ」と略されることが多い。
「あけまして」は、「新しい年が明けまして」という意味なので、「新年あけましておめでとうございます」と言うと「新年」がかぶることになる。
そのため「新年」を使いたい時は「新年おめでとうございます」で良い、という説もある*1。
また、謹賀新年や賀正といった言葉と組み合わせて使う場合が多いが、これは明らかに間違いである。
「賀」の中に、「おめでとう」という祝う意味が含まれており、新年の言葉(賀詞)は、ひとつの文書の中にひとつだけというのが原則だからである。
*1:一方で、「家が建つ」「穴があく」と同様で、特に誤りだとは言えない、という説もある