海と女 海水浴に行ったときのイメージを絵に。この時代は忙しくて時間が足りなくてもっと時間があれば・・・といつも思いながら描いていた。38回二紀展。 1984年、F100(1620×1303)、油彩キャンバス 家業と絵画制作の二足わらじを履いていた画家は、この絵の翌1985年、とうとう身体をこわして数ヶ月の入院生活を余儀なくされます。80年代の絵を振り返るたび、繁忙をきわめていたことや、今年こそと奮起しつつなかなか委員になれなかったことへの焦燥感が画家の口から出てきます。 画家の来歴に触れた過去記事。 ランキング参加中絵画、アート