先日の雪の夜のこと。灯油ファンヒーターの灯油が切れてしまいまして、ベランダに置いてあるポリタンクから給油しないといけなくなったんです。しかしながら、なにしろ寒くて寒くてコタツから出たくない。あと、灯油の匂いが手につくのもイヤだなぁと思いましてね、我ながらワガママだとは思ったんですけども、コタツの向かいに座っている旦那にお願いしてみたんですよ。 「ねぇ、悪いんだけど、灯油ついできてくれない?」 「へいへい」 旦那はちょっと面倒くさそうに唇を尖らせたものの、すんなり立ち上がって、寒いベランダで給油してくれたんですね。 「はいよ、灯油いれてきたよ」 「ありがとう」 ファンヒーターに点火し、暖かいお部…