、、、、、、、、、かもちゃんは思った。 「世界とは何ダロ」と。 砂場でごろんと、でっぷりした感じのお腹をぽよよんさせながら、絨毛というほかないナチュラルヘアに砂をからませ、チャームポイントの大きなお尻をはずませながら、さらにはずませながら、(強調するべき鳥のチャームポイント、)そのくちばしでドリルさせながら、仰向けに夜空を眺めた。鳥たちは、聞き耳を立てる。 「いかにも遠く見えるものがあんまりにも近い、こことそこがそれほどの違いがない―――ダロ」「世界は星みたい―――ダロ」「明るさにもむらがあって、きらきらしすぎることもない、近くに寄ったらものすごくでかい、星みたい―――ダロ」 、、ダロ。 そ…