「座り込み」を娯楽として消費し、「沖縄はわがまま」と冷笑する日本社会の病を克明に記す1冊 『なぜ市民は”座り込む”のか~基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶~』(安田浩一著/朝日新聞出版) publications.asahi.com 2022年10月3日、ひろゆき氏が辺野古の座り込みの現場に人が見当たらないことを揶揄したツイートを行うと瞬く間に拡散され大きな騒動となった。工事が行われている時間帯に行う座り込みの現場に工事が終わった後の時間帯に行っても誰もいないのは当然なのだが、SNSはそのような背景を顧みない嘲笑で溢れた。『なぜ市民は”座り込む”のか~基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶~』の著者は…