林真理子『小説 8050』 いわゆる「8050問題」(80代の親が50代の子どもの生活を支えるために経済的にも精神的にも重い負担をうけおうケースがふえている、という社会問題)をひな形に、7年間にわたってひきこもり生活を送る息子をかかえた一家の苦悩と闘いを描く。 でも、「80歳の親と50歳の息子」の設定ではなく、50歳くらいの親と、20歳の息子の設定。 総合的には、良かった。おもしろかった。 リーガルドラマパートも、解説が丁寧で良い。 どーだろな なんか この一家のメンバーの誰一人としてぜんぜん好きになれなかった、その点はすこししんどかった。あくまでわたしの好みの問題だけど。それがいけなかったの…