穂村弘の「はじめての短歌」を読みました 短歌の作り方というより、短歌ってこんな世界だよ、という本(だと思う) 穂村弘は、「生きる」と「生きのびる」を分けて考えていて(厳密にいえば分けてないが) ぼくらは「生きのびる」ために生まれてきたわけじゃない。 と言っている。 では何をするために生まてきたのか それは、「生きる」ため 「生きのびる」ためにはご飯を食べて、睡眠をとって、お金を稼いで、目が悪ければコンタクトレンズを入れて……しなきゃいけないでしょ。はっきりしているよね。だけど「生きる」ってことは、はっきりとはわからない。一人ひとり答えが違う。 社会的に真っ当な人と認められて生きていくことも「生…