団地やマンションに囲まれた公園の中に黄色い本物の電車があります。 その中には、子どもたちの好きな絵本や図鑑がいっぱい。 釣り革も、座席も、運転席も、釣り革広告もそのままに残してあり、 窓から見える景色は、車窓です。 お散歩をしている幼稚園の子と先生や、 近所に住むお母さんと子どもたちの憩いの場になっています。 車内の一番うしろには、読み聞かせの大きなお部屋があったり、 運転席ですっかり運転手さんになっている子どもたちもいます。 昔この電車図書館は、本当に電車として走っていて、 毎日たくさんの人を乗せて線路を走っていました。 古くなって走れなくなったときに、捨ててしまうのはもったいないと、 鉄道…