ハリウッド・スキャンダル/郷ひろみ ほか 近頃、自民党総裁選をはじめ政治や政局に注目が集まっているが、それには目もくれずに独自のペースで歩んでいるように見える省庁と言えば文化庁がその一つだろう。 その文化庁の長官を2021年から務めるのが多くのヒット曲を手掛けた作曲家である都倉俊一だ。 都倉俊一のことを調べたところ、作曲家という華やいだ職業であるばかりでなく、その経歴も華麗そのものであり、そのため文化庁までもが政府とはかけ離れた社交場のような雰囲気を感じさせるほどである。 自分にとっては、かつてはピンク・レディーの専属作曲家という先入観を持っていたが、さすがは華麗なる作曲家だけあって、歌謡界を…