プーチンの狂気兵士の狂気 本来は民間人の避難用に設定されるはずの人道街道で避難中の人々に銃撃が繰り返され、見境いもなく市街地にミサイルが打ち込まれ、ついにはチェルノブイリ原発の外部電源を遮断したり。ウクライナの災禍が止まらない。 今、戦争の狂気とされている所業の多くがウクライナで展開されている。またもや歴史は繰り返されてしまったようだ。 ─冷静な状況分析ができなくなった独裁者の異常な欲望と、兵士たちが置かれた異常な環境が相乗効果を生み出した結果、狂気は際限のないものに変わっていく─ 戦争突入は、狂気に取り憑かれた独裁者が権力を振りかざして命令を下すところからはじまる。そして、戦闘の最前線では平…