ぼくがカンガルーに出会ったころ 作者:浅倉 久志 国書刊行会 Amazon 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』浅倉久志著を読む。 伊藤典夫、浅倉久志の両巨頭の翻訳作品は、随分と楽しませてもらった。もらっている。いままで書いてきたものを部厚い一冊にまとめたもので、読み応えがある。知らなかったSF作家が紹介されており、食指が動いて困ってしまう。タイトルにサブタイトルをつけるとしたら「翻訳つれづれ渡世日記」とでもしようか。 装丁は和田誠。表紙のポップなイラストレーションは氏のタッチとは違うような気がする。 ぼくがSFを読むようになったのは、予備校時代、高校の友人からの影響。筒井康隆にはすぐはまってし…