いつもだと橋本治さんの本は私の頭には難し過ぎますが、橋本治さんのこの本「ぼくらのSEX」は読みやすくて、面白かったです。 「恋愛」については、私はちょっと完全には受け入れられない部分もありました。橋本治さんは、恋愛については「恋は尊敬から始まる」や「相手が素晴らしいのはわかっていて、相手と同じレベルの素晴らしさに到達できなければ安心できないのが恋だ」とか、他の著書でも常にそういう観点だった気がしますが、庶民の恋愛だと「人としての高み」だけにスポットを当てるものでもないような・・・。私がパートナーを尊敬していないということではないですが(汗)何より、「私が尊敬してもらえるような人間じゃないから」…