2018年6月9日に新幹線無差別殺傷事件を起こした直接の動機は、裁判で明らかになっていません。この動機を話すと、刑が軽くなって、無期懲役にならないことを小島は恐れていたからです。小島が直接の動機である「むしゃくしゃした出来事」を伝えたのは「家族不適応殺」(インベカヲリ著、角川書店)の著者だけです。この本が出版されたことで、世間に新幹線無差別殺傷事件の動機が公表されたことになります。 なお、下記の「むしゃくしゃした出来事」を読んでもらえれば分かる通り、この動機で刑が軽くなることはありえません。常識で考えれば分かることなのに、常識のない著者にはそれが分からず、「この動機を伝えても、刑が重くなること…