僕は小説家になりたかった もしも1つだけ夢が叶うとしたら 小説家になりたい。 小説家になって、 多くの人に 感動を与えたい、 勇気を与えたい、 物語の面白さを感じてもらいたい、 日常とは違う世界を感じてもらいたい。 僕は、大学卒業後、学習塾の先生として働いていた。 特にやりたいことがあったわけではなく、学生時代にアルバイトしていた塾にそのまま頼み込んで雇ってもらったってわけ。 正確に言うと、やりたいことがなかったわけではなかった。 その頃、僕は小説家になりたかった。 小説が好きだったから。 もちろん、カート・ヴォネガットを筆頭に。 ※カート・ヴォネガットとは? boohoo-boole.hat…