義経千本桜の「すし屋」の場。とてもおもしろいですね。 もどりとは 不審を感じる 2回目の出のときには性根は入れ替わっていたか 2回目の出のときには、まだ入れ替わっていないともいえる? 仁左衛門に見る上方の権太 munakatayoko.hatenablog.com もどりとは 悪党、敵役と思われた人が「実は」善人、あるいは味方だったということが明らかになるのが、歌舞伎の中ではよくあります。「もどり」と言います。 義経千本桜でとんでもない悪党と思われた権太が、実は愛する自分の女房と息子を犠牲にしてまで、親が守ろうとしていた維盛一家を助けようとしていたとわかります。わかったときには死んでしまうとい…