映画館に行く時間のなかった昨日、またしても「もらとりあむタマ子」を観てしまったのだ。Gyao!で。 これで何回目なのだ? 確か2013年の劇場公開時に2回観ているし、その後は配信サイトで3~4回は観ているな。だって面白いんだもの。ダメ映画の傑作なんだもの。 知らない人のために言うと、「もらとりあむタマ子」は、東京の大学を出たものの、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻ってきた23歳のタマ子の日々を、春夏秋冬に渡って描いた作品。監督は山下敦弘。脚本は向井康介。 何よりも素晴らしいのが、主演の前田敦子のダメっぷりだ。就職もせず、家業のスポーツ店も手伝わず、ただひたすら自堕落な生活を送る。やることとい…