よき時を思う:宮本輝著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想(ネタバレなし) 宮本輝プロフィール ☞読書ポイント 人生の幕を降ろす時期に差し掛かった時、今まで関わって来た家族や知人にどんな形で気持ちを伝えたいか。また、自分が大切してきた物を誰に託すか。そんなことを考えさせられる作品。小さな幸せが詰まった作品でもある。徳子さんが言う「小病小悩」は、現代人が目指したい生き方。 感想(ネタバレなし) よき時を思う (集英社文芸単行本) 久しぶりの宮本輝さんの小説。今回はお婆さんがメインの家族の話というざっくりした内容を新聞で知り、このパターンは面白そうと、わくわくした気分で読み始めました。相変わらず…