先日、ある絵本(「よるのいえ」という絵本です)を手に取った時に、その絵本の作者は「オクスフォード版わらべうたの本」のなかの「これはおうこくのかぎ」が大好きで、この絵本の形を思いついたとあとがきに書かれていました。 よるのいえ (大型絵本) 作者:スーザン・マリー・スワンソン 岩波書店 Amazon あれ?「これはおうこくのかぎ」って、確か荻原規子さんの作品の中になかった?と確認したら、やっぱりありました。彼女の初期の作品だそうです。 この本(「これは王国のかぎ」のこと)の最初に、谷川俊太郎さんが訳した「これはおうこくのかぎ」(「マザー・グース3」(講談社)より)が載っています。 なるほど、この…