レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」(2019)です。 今回のロシアによるウクライナ侵攻に於いて、あるブロ友から1930年代に起こった人為的飢饉ホロドモールの事を教えて貰いました。この作品は、そのホロドモールを描いた作です。そういう意味でこの作品は観客を選びますが、良く出来た作品だと思います。 監督はアグシニェシカ・ホランド、ポーランド人で女性、アンジェイ・ワイダ監督の下で腕を磨いたようです。 この作品、まあ、なんていうかスターリンと言う独裁者は、おぞましいというか調べれば調べる程、異常なほど猜疑心が強く領土に対し…