「拝啓 余寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます・・・」 ワードの挨拶文機能にあったような書き起こしから始まるメールを受け取ったのは、昨日の深夜、ベッドの中でウトウトしながらスマホをいじっていた時だった。 送信者は、格別のお引き立てをした覚えがない知らない方だが、読み進めていくと、当ブログへのお褒めの言葉が続き、どうやらファンレターのようなものらしい。そのようなことは初めてで、また、褒められることに慣れていない私は、一気に目が覚めた。 手紙の主は高校を卒業すると同時にマスク製造会社に入社。以来47年間、同会社で働き上げ昨年…