家じゅうの家具の写真を撮り歩いた。 いんてりあふぉとぐらふあになったわけじゃなく、いわれのない出費を防ぐため。 たとえばこの椅子は、ぱっと見きれいなのだが・・・ よっく調べるとあちこちに具合の悪いところがある。 比較的あたらしい椅子なのに、荒い使い方をしたものか、ペットが爪を立ててしまったものか。 こうした家具の難点は、入居してすぐに自分で見つけて家主(米国政府)に届けておかないと、出ていくとき自分たちのせいにされてしまい、修理・交換の費用を何百ドル、下手をすれば千ドル単位で弁償させられるリスクがある。 税金で買った国家の財産だから厳格に管理すべきなのは当然だが、なんだかリスクを一方的に背負わ…