中世西洋音楽 とは、6世紀頃から15世紀にかけての中世の西洋音楽を指す。 8世紀~10世紀ごろにかけてグレゴリオ聖歌が成立したが、これは単旋律(モノフォニー) であった。 その後、多声音楽がどのように発展していったかは 過去記事 ↓ でも書いたが、 hissorisekai.hatenablog.com おおまかに記すとだいたい以下のような流れである。 多声音楽は、9世紀にスイスで始まったと言われ、オルガヌムというジャンルとして12世紀以降、ゴシック期のフランスを中心に発展する。 サンマルシャル楽派、続いてノートルダム楽派を含むアルス・アンティクア(13世紀フランスの多声音楽)、 アルス・ノー…