【Pajitnov, Alexey】元ソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミーの研究職員。1956年3月14日ロシア生まれ。
パズルゲーム「テトリス」「ハットリス」を開発。1996年から2005年までマイクロソフト勤務。
1984年、冷戦時代のソビエト連邦に天才がいた。その名はアレクセイ・レオニードヴィチ・パジトノフ(Алексей Леонидович Пажитнов)。ソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミー(ロシア科学アカデミー)に所属していた彼は2人の仲間と共にひとつのゲームを開発することになる。敷き詰めパズル『ペントミノ』を簡略化した形のブロックが画面上部から降り注ぎ、プレイヤーはソレを隙間なく埋めていく。横1列にブロックを揃えられたならそのラインが消え、画面上部まで積みあがってしまったらゲームオーバー…そう、この説明で皆様もうおわかりであろう。アレクセイ・パジトノフが仲間たちと共に生み出したゲーム…
テトリス 任天堂 Amazon 【ジャンル:パズル】【発売元:任天堂】【発売日:1989年6月14日】【定価:2,600円】“テトリスハイ”になったことがあるかい? ソ連のコンピュータ技術者であったアレクセイ・パジトノフ氏(以下、パジやん)が開発した落ち物パズルの原点にして頂点といえる作品、それが『テトリス』である。 音声認識の研究者としてソ連科学アカデミー(現ロシア科学アカデミー)で勤務していたパジやんとその同志は本業が終わったあと、サイドプロジェクトとしてゲーム開発に精を出していた。ソ連のプログラマの多くは鉄のカーテンをすり抜けてやってきた『パックマン』などの西側諸国のゲームを模倣しようと…