1984年、冷戦時代のソビエト連邦に天才がいた。その名はアレクセイ・レオニードヴィチ・パジトノフ(Алексей Леонидович Пажитнов)。ソビエト社会主義共和国連邦科学アカデミー(ロシア科学アカデミー)に所属していた彼は2人の仲間と共にひとつのゲームを開発することになる。敷き詰めパズル『ペントミノ』を簡略化した形のブロックが画面上部から降り注ぎ、プレイヤーはソレを隙間なく埋めていく。横1列にブロックを揃えられたならそのラインが消え、画面上部まで積みあがってしまったらゲームオーバー…そう、この説明で皆様もうおわかりであろう。アレクセイ・パジトノフが仲間たちと共に生み出したゲーム…